2013年2月22日
魔女の一撃
こんにちは!鍼灸マッサージ処和田家 有平です。
先日、いつも和田家が伺っているレストランのマスターから、
ぎっくり腰の治療依頼がありました。
お宅に伺ってみると、座るのもツライと布団に横になられてました。
その日はやむなくお店を休まれたそうです。
しかし翌日はどうしてもお店を開けなければいけないとのことで、
今日鍼治療を受け、明日整形外科で痛み止め注射とコルセットをしてもらう予定とのこと。
(「この日だけは、這ってでもやらなければいけない!」・・・そんな時、ありますよね。。。)
鍼灸治療をして、
少し痛みは残るものの、立ったり座ったりは出来るように。
しかし、いつものように、重いものを持ったり運んだりすることはまだ出来ません。
(というか、治療家としては、してほしくありません。。。)
翌日、様子を見にお店にお伺いすると、
「予定通り、朝に整形外科へ行き、念のための痛み止めの注射と厳重なコルセットを装着してもらいました」
と言って、頑張ってお店に立たれていました。
ぎっくり腰は多くの場合、身体が疲れている時に起こります。
疲れが溜まってしまえば、あとはもう些細な理由で発症します。
つまりは起こるべくして起きてしまうのです。
(そういえば私の父は、胃薬を飲みこもうとゴクンと首を上に反らせた時に、ぎっくり腰を起こしてました。)
鍼灸治療をすればその場で、生活に支障が無いレベルまでは回復することが多いです。
(私の初回の治療目標としては、「トイレで用をたすのにあぶら汗を流さない」ところまで、です)
しかし、仕事に支障が無いレベルに戻るには、休養も兼ね、数日の療養が必要です。
また、我々の施術もどうしても治療中心になり、
時には鍼をズン!と響かせたり、アチッ!というお灸をしたりをせざるを得ない場合が多いです。
一度起こしてしまうと、
確実に数日は無駄にしてしまう、西洋では「魔女の一撃」とも呼ばれるぎっくり腰。
これを予防するためにも、ぜひとも普段の気持ち良い施術を受けて、同時にお身体のメンテナンスもして下さい。
仕事も遊びも充実させるために、和田家を使って頂けるよう、我々ももっと精進致します。