2012年11月9日
失言
こんにちは!鍼灸マッサージ処和田家 有平です。
今回は失敗談です。
先日から、繊維筋痛症の方がご来院されています。
その方に、施術中の会話の流れの中で、
「痛いうちが花です」
と、言ってしまいました。
後から考えて、これはちょっと心無い言葉だった。。。と落ち込みました。
痛みが辛くて来院されているのに。。。
本当に申し訳ございませんでした。
そして、この場で少々付け足しをさせてください。
基本的に身体の痛みというのは、
身体からのSOS信号です。無理をしてはダメだという大事な信号。
つまり、「痛いうちが花」です。
繊維筋痛症というのは、
分かりやすく言うと、その信号が誤作動し、誤った痛み情報を乱発している状態です。
この状態まで進んでしまうととてもとても辛いです。
そこにあの言葉は無かったと。大変申し訳なかったと思っております。
この方もそうなのですが、繊維筋痛症になりやすい方というのは、
真面目で自己犠牲をいとわず、自分を後回しにされる方が多いです。
つまり、正常なSOS信号を我慢してしまう方です。
我慢しすぎてSOS信号が出っ放しになると、誤作動を起こしてしまうのです。
繊維筋痛症は身体からの最終警報といっても過言ではありません。
どうかくれぐれも、自分のお身体を第一に、大事に、なさってください。
私も、より良い施術が出来るよう、もっと勉強致します。